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2012年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年12月

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いちからの見直し(藏田)

暫く何とか試行錯誤していたのですが、今日は限界と思い、昨日から通院中のぴー助。
うんちが詰まると最終的に下痢をさせて出すしかなく、その後はまたいつも以上に詰まりやすいので、なんとかそこを調整しようともがいていました。
当然その間はおしっこが最後まで絞り辛くなり、再び導尿しました。
そして膀胱洗浄も。



(お食事中の方、おしっこの画像が御座います。ご注意ください!)


昨日の導尿したおしっこ。






吸い出してもらったスラッジ。
(死んだ細胞の皮)







これで生食を吸って膀胱内に入れて回収して・・・を繰り返し、洗浄してもらいます。








今日は、膀胱内におしっこがある状態でどれくらいスラッジが残っているかなどを確認しましょうとなっていたので、朝から行って来ました。







藏田がシャッターを押したタイミングが悪かったので画面の上部に写っていた膀胱が見えなくなっていますが、画像中央にある白く光るもの、これは膀胱内にあるものなのですがこれが何かを探っていく事になりました。






藏田は絶対これがあの湯葉のような感触の分厚くなっている膀胱の皮だと思ってしまっています。
ところどころストラバイトがあるものの、今はとにかく感染が治まらないので、いちから見直す事になりました。

一度抗生剤を切った状態の尿を培養する必要があるため、明日再度病院です。
そこで再度抗生剤の見直しをかけ、感染に対する方針を立て直し、そして平行してうんちの事もやっていく事になります。

下痢をさせれば良いってもんじゃない。
きっと絶対良い匙加減があるはず。
妥協した時点で物事は終わってしまう。
ぴー助はまだまだ若い。
少しでも良い状態で少しでも長生きしてくれる事が出来るよう、そこを絶対的な目標とし、探して行きたい。
そう思ってます。

とりあえず、昨日今日のご報告まで・・・


***************************************************


【足長さん(援助者)募集!】
・被災猫ぴー助
(おしっことうんちが自力で出来ません。過去に骨盤を骨折しているため便の通りが悪くなっています。そのため便秘がおこりやすく、その便により尿路を圧迫するため、おしっこが出ずらく、膀胱内が感染を起こしやすい状態です。
適切な医療にかからなければ命に関わります。詳しくはこちらをご参照ください。)


・被災猫白かーさん
詳しい原因はつきとめられていませんが、なんらかの免疫異常による免疫疾患を患っています。症状は主に体表に現れ、皮膚の状態が良くありません。医療は深追いすればするほど常態が悪くなります。そのため、現在は体液の流れを良くするお薬と、腸管免疫のケアを継続して行っています。



毎月確実な医療とケアを継続して受けさせる事が出来るよう、どうかこの子たちの足長さん(援助者)になって頂けませんでしょうか!
ご負担になり過ぎない範囲で継続して頂ける内容を足長様がお決めくださり、ご連絡頂けましたら幸いです。
(例:ぴー助へ毎月500円、白かーさんへ毎月1,000円、など)

ご連絡先は、
info@love-peace-pray.jp
まで、どうか何卒温かいご支援をお願い申し上げます。





【切迫物資ご支援のお願い!】
 切迫物資総合リスト
温かいご支援のほどお願いを申し上げます。

| 藏田雑記 | 15:17 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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東北猫たち(藏田)

寒くなりました。
日に日に寒さが増す滋賀です。

東北猫たち。
もう1年以上もここに滞在させてしまっている事に、毎日心苦しい想いでいます。

水曜日深夜のひとこま。


ルーム4のがくちゃん。





おしっこ中のマイケル。
背中の毛が逆立ってます。
その感覚、わかるような気がする。





白茶のまんまるマルちゃん、手前サバ白柄の白かーさんの子供のたまいち、奥のサバ白柄サンちゃん。
事故で顎がゆがんでいるのがマイケル、サンちゃん。
でも普通です。生活に問題なし。整復手術はしません。






こわがりだったサビちゃん改めわらび。
来た時はシャーシャー猫だったので、コクシの駆虫が大変でした。






足を突っ込んで食べているマルちゃん。
今、左耳が汚いので点耳薬投薬中。






おおらかなマイケルが間に割り込んで来ました。
がくちゃんもマルちゃんも自己主張がきちんと出来ているのを見て安心。
これで遠慮などしてすっとひいたらまた気にかかる材料となります。
なんせ多頭飼育環境なので気になる行動があれば気にかかってしまいます。






ルーム3の錦。
何故か抜歯痕のある猫。
それがはぐきが表に出ているのでヨダレが出やすいため首の周囲を汚しがち。
折りを見て清潔にしてやらねば。

しかし年齢不詳やねぇ。





そして心配尽きぬ白かーさん。
急に一切受け付けなくなって膿のようなものが出た白かーさん。
子宮蓄膿症を疑い緊急開腹。
その後、麻酔リスクの合併症とおぼしき尿失禁や排尿障害があり、一時は体調が落ち込みました。
その後徐々に回復し、現在に至っています。
その間には色々あり、ステロイドも完全に切り、その後のむくみがようやく治まって来たのが9月。
徐々に毛がまた生え始めていますが今は停滞中。





この日は珍しく藏田が居るのに出てきてご飯を食べていました。
白かーさんはドライフードはヒルズのアダルトしか食べません。
沢山試せたわけではありませんが、食べない時期色々ジャンクも試してみましたが顔を背けていました。
缶詰は好きですね。割と何でも食べます。



藏田は動物にとっては嫌な視線を送っているのでしょう、白かーさんはちゃんとそれをわかっています。
手足の裏の色や口の中の色が気になるのです。
あえて触っては看ないようにしているので、動かせてその時に看るのですが、それが嫌なのでしょう。
それがちゃんとわかる勘の良い子です。
(青葉なんてまったく気が付いていない。)

性格的には自己治癒力の強い個体のはずなのですが、免疫疾患を持っています。
それが余計に不憫がかかります。




こうした事に今年も明け暮れてもう11月も半ば・・・。
年末までに何匹ご縁を授からせて頂けるでしょう・・・

いやいや、弱気になってはいけません。
表に出る活動をやらねばです。
しかし本当に滋賀県は公道では場所が無い。
まいった・・・です。


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【足長さん(援助者)募集!】
・被災猫ぴー助
(おしっことうんちが自力で出来ません。過去に骨盤を骨折しているため便の通りが悪くなっています。そのため便秘がおこりやすく、その便により尿路を圧迫するため、おしっこが出ずらく、膀胱内が感染を起こしやすい状態です。
適切な医療にかからなければ命に関わります。詳しくはこちらをご参照ください。)


・被災猫白かーさん
詳しい原因はつきとめられていませんが、なんらかの免疫異常による免疫疾患を患っています。症状は主に体表に現れ、皮膚の状態が良くありません。医療は深追いすればするほど常態が悪くなります。そのため、現在は体液の流れを良くするお薬と、腸管免疫のケアを継続して行っています。



毎月確実な医療とケアを継続して受けさせる事が出来るよう、どうかこの子たちの足長さん(援助者)になって頂けませんでしょうか!
ご負担になり過ぎない範囲で継続して頂ける内容を足長様がお決めくださり、ご連絡頂けましたら幸いです。
(例:ぴー助へ毎月500円、白かーさんへ毎月1,000円、など)

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| 藏田雑記 | 13:57 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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足長さん募集(藏田)

おはようございます、藏田です。

LOVE&PEACEにとって障害猫というのは、生きていく上で自力だけでは生命維持活動が維持出来ない猫、です。
老いて看病をしたり、闘病をして看病をしたり、の介助は当たり前の事で、該当しません。
また、目が見えない猫や耳が聞こえない猫、身体の一部を欠損している猫も、自力で生命維持できる場合は障害猫という概念はありません。
特に猫の場合は身体能力がとても高いので、普通の猫と同じです。

LOVE&PEACEには現在2匹の猫が自力では生命維持活動が出来ない猫が居ます。
1匹はモモちゃん。
膀胱麻痺ですが、自分でもおしっこはします。
ですが膀胱の収縮が悪いため、残尿があり、感染を起こしやすいため、日に一度は圧迫排尿で全量を体外に出さなければなりません。
うんちは限りなく押し出しに近いですが、自分でします。
100%介助をするのも手ですが、リスクもあり、必ず目に見えない程度、膀胱を痛めるため出血があるはずなので、感染の原因を結局は作ってしまうので、出来るだけ自分で出来る範囲は自分でさせる方が得策だと思っています。
そして出来れば月に2回ぐらいは点滴をして尿を作らせてどんどん流していく。
膀胱洗浄も膀胱内を洗った生食の最後の回収時に必ず内皮を痛めるので、最後まで吸えば良いというものでもなく、留めるタイミングも重要です。


そして、被災猫ぴー助。
ぴー助はご飯以外は100%の介助が必要です。
かつ、骨盤狭窄のため便の通りが悪いため便秘がち。
尿路を圧迫するため尿が出づらく、今まで居た脊椎損傷の子達の中でも比べものにならないほど、難しい猫です。
片足が無い事が関係があるのか腹筋がとても発達していて、まず膀胱を探りにくい。
膀胱を見つけた場所で腎臓を挟んでいないか指を全体に回し確認をする。
無いと思える場合はゆっくり圧をかけ、念のために腎臓周囲の位置からずらした場所からも圧をかけここの圧力で搾り出す。
通常の膀胱麻痺の子の膀胱は普通の猫と同じく、薄い皮一枚の感触ですが、ぴー助の場合は湯葉を何重かにしたような厚みと感触で、この時点でも普通の膀胱ではありません。
スラッジ、と呼ばれる膀胱内皮のカス(剥がれ落ちた細胞)も出やすく、とても感染を起こしやすい膀胱内で、月に1/3は医療のお世話にならないと感染を防げません。

昨年6月に被災地から来てくれて1年が過ぎました。
今年の6月から9月くらいまでは、うんちの状態が良い状態に保てている時期があったのでそれなりに上手く行っていたのですが10月に入り同じ方法では無理になって来てしまい、10月からは多い時で毎日、少なくても3日に一度は病院へ行き、導尿しなければ尿を出せない状態になっていました。
10月後半からは何度かカテーテルを皮膚に縫い付け、常に尿を出っぱなしにさせて中の感染を叩く処置をするために点滴をしたり、の試行錯誤(というかもはや戦い)が続いています。

先週月曜日にカテーテルを入れ、水曜日に外し、いつもはカテーテルを入れている間はそれなりに綺麗になってくるはずの尿が全く綺麗にならないため、昨日再度導尿。
抗生剤の組み合わせの変更と追加があり、そして経過を見守っています。

昨日はただの感染ではないと思い、上部まで及んでいないか心配になり(腎臓の方)、血液検査をしてきました。
結果、上部にはいっていないようで、ほっとしましたが、尿が出ずらい間にBUNを溜め込んでしまっているためBUNは上昇していましたが、それ以外は貧血している事だけでした。
エコーで膀胱内の確認をして頂き、中に浮遊しているスラッジを確認。
これは詰まらせないように用心しながら排尿させていく事になります。


このような感じで日々の管理をしています。
猫にとってはあまり病院へは行きたくないでしょうが、ぴー助の場合は命にかかわるためそうも言ってられず、この先もリズムが出来ようと、普通の膀胱麻痺の子以上に管理をきっちりしていかないと命を縮めてしまうと思うため、医療が必要な子です。


今の会の台所事情はいつもと同じく慢性的な赤字所帯。
こうした子達を抱えていくには今のままではあまりにも危険・・・
そう思うようになりました。

今までであれば、個人負担できる範囲は何とかやりくりすれば良いと思って来ましたが、安定した継続医療を受けさせるためには、毎月確実な収入が必要です。
藏田の援護だけでは厳しくなってまいりました。

そこでとても心苦しいのですが、一緒に医療を資金面から支えて頂ける足長さんを募集させてください。

勿論、会全体の運営資金サポーターとしてのご登録も大変在り難く存じます。

毎月、ご負担にならない、継続して頂きやすい範囲で、ぴー助を応援して頂ければ嬉しいです。

どうかどうか、宜しくお願い致します。




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ぴー助の足長さんに関するお問い合わせお申し込みは

info@love-peace-pray.jp

運営資金サポーターに関するお問い合わせお申し込みは
http://love-peace-pray.jp/support.html#s1

からご連絡頂けましたら幸いです。

どうか、宜しくお願い致します。





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| 藏田雑記 | 17:04 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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円山公園音楽堂パネル展(藏田)

藏田です。

とても遅くなってしまったのですが、先月14日、京都市円山公園音楽堂コンサートホール内で実施させて頂きましたパネル展のご報告です。

実はコンサート中は殆ど写真を撮っていません。
撮影禁止・・・です。^^

なので、準備中の写真が少し・・・なってしまいました。
申し訳ありません。


さすが高台寺だけあって、周辺の雰囲気は凄く素敵でした。
どちらかというと、おごそかに準備を・・・(笑)

続々と入って見えられるカントリーウエスタンの衣装に身を包まれたお客様の傍でパネル展をさせて頂く。
どんな反応があるのだろうか。
場違いでは無いだろうか。
ご迷惑をおかけしてはいないだろうか。

そんな事ばかり考えながら・・・。


200-121014-111418-01.jpg

パネル設置中のジンズさん。
この日のスタッフは、ジンズさんとへいとっちさんと藏田の3人。



200-121014-122205-01.jpg

その横で、コンサート開始前からカントリーダンスを踊られる皆様。
(もっともっと、左側にもずらりといらっしゃいます。^^)

圧巻。
でも、傍に居るだけでも楽しい。
いや、遊びに来たんじゃないんだからと気を引き締め直しながら・・・


なんですけれどもね。
50歳代、60歳代以上の方が多く見えられていたコンサートなのですが、皆さんが古き良き時代を楽しまれているような感じで、色々な事に情や愛を感じました。
多くの方がパネルを見に来てくださり、この子達はどうしたの?とお話を聞いてくださる。
色々な経緯があって、新しく飼い主さんになってくださる方を探しているのですとお話をさせて頂くと深く頷き聞き入ってくださる・・・
その姿に胸打たれるものもあり、あぁ・・・古き良き時代。
今の社会、こうした情緒が足りないんじゃないだろうか・・・

便利になったけれども心は生きにくい世の中で、大切な事が置き去りにされていく。

他者を思い遣る気持ちを養うには、こうゆう事こそが継がれて行かなければならないんだよな・・・
とかそんな事を思いながら・・・。

そうこうしているうちに心配していた事も安心感に変わりました。




そう、コンサート終盤、辺りが暗くなりかけた頃、京都出身のフォークシンガーばんばひろふみさんが来られたり、京都市長の門川さんがお見えになられたりして、一年に一度のコンサートは盛り上がっていました。

そんな一年に一度しかない同窓会のような場所をみなさんとても楽しみにしておられました。
そんな貴重な時間の中なのに、割と途絶えることなくみなさんが見に来てくださり、パンフレットを取ってくださり、温かいお言葉を沢山頂き、ご寄附も頂きました。

電話番号を交換させて頂いた方も居られたり、いつもとは違う何かの前進を感じるパネル展となりました。



実はこのコンサート会場でパネル展をさせて頂く事にあたっては、陰ながらご尽力くださいました方がお二人居られます。
お名前はあげられませんが、細やかなところまで大変お世話になりました。
本当に有難う御座いました。

会場内のお客様に何度も何度も猫たちの事をアピールしてくださった、アナウンサーの方にも、本当に感謝しています。


そして、くるねこ大和様がブログ内でご紹介もしてくださいました。
本当に有難う御座いました。

そして駆けつけてくださいましたご支援者の方も居られます。
遠い所を、本当に有難う御座いました!



沢山の方の愛となさけを感じました。
そのお気持ちに恥じぬよう、もっともっと頑張ります。


本当に有難う御座いました!!!





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| 藏田雑記 | 14:43 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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