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あたちゃん

藏田です。

6月1日、ぴー助と共に病院へ行ったあたちゃん。
定期健診と、定期になっている腎周囲の水を抜くため。
水も綺麗に両側抜け、血液検査の結果も良好、造血もしていて、点滴の量を、2日に一度の100ccから2日に一度の150ccに変えても大丈夫なんじゃないかと先生からコメントを頂いていた。

数値上は、それくらいに良好なんだけれども、先月中旬からどこかパワーダウンを感じていた。
点滴量を少し増やしては?のお話は、便秘によるものから。

H4Oも在庫を切らしていて、数日間普通のお水を給水していた。
たまたま同じ時期に重なるんだけれども、あまり水を飲まなくなっていた。



先週土曜日あたりから、少し妙な感じがしていた。
金曜日だったかな、土曜日だったかな、久しぶりに硬いウンチだけれども沢山していて、少し安堵していた矢先。

台風が来ていた日、朝、ガーデンに行くと、あたちゃんが床にへたっていた。
ドアを開けた瞬間、トイレとドアの間でへたり込んでいたあたちゃんにドアがあたった。
周囲にはおしっこがあって、身体が濡れてしまっている。

とりあえず、身体を拭いて立たせてみる。



一晩中、床に居たのだろうか・・・
かわいそうに・・・


悩んだ結果、オムツ導入で、オムツをはめてベッドに戻す。



しかし、右足は伸びきっていて、座り心地が悪そう。



いつもより体調が悪い。
ひげが全部前に倒れている。







ご飯も水も顔の前に持って行くと、食欲はあるらしい。
水も飲み方を忘れたようなおかしな飲み方だけれど、飲むのは飲む。

今すぐ、どうのこうの、という雰囲気は無い・・・。



この時点で、子猫を探しに行かなければならなかったのだけれど、命の危険にさらされているのはどっち?
どちらの方が危ない?と問う。

子猫だ・・・。

そして、白かーさんのご飯をやって、飛び出して行くのだけれども・・・




帰宅すると、



やっぱりなぁ・・・
肢がひっかかって、ベッドにも登れていないし水もご飯も摂れて居なさそうだ・・・。



この棚では、床に降りたとしても、猫棚の下に肢が入り込んでしまうに違いない、と思い、夜、スタッフにお願いをして猫棚の下の棚を一番下のピッチまでさげて貰った。






でも、やっぱり不自由そう。
なので今日、フラット生活にした。






実は少し前からご飯の量が殆ど摂れていないので、点滴に持ち堪えられないのもあるし、暫く食事補助が必要と思い、強制給餌を始めていた。
が、昨夜から全量摂取に切り替えた。

以前も実は強制給餌生活をしている。
しかし、底力で脱却してくれた。

だから、あたちゃんの事を信じている。




これは先ほどのあたちゃん。
背景が見苦しくて申し訳ありません。

肢・・・完全に開ききっている。



syamu.jpg

今日、先生に状態を伝えた。
可能性として、血栓が出来ているかも知れないとの事。
ならば、急がねばならないとの事で、先ほど、血管を広げるお薬をお届け頂いた。
そして、カタスパンを作ってくださった先生の、別のもので、血管が広がる(血流が良くなるのだろうか?)ものを頂いていた。
それも飲ませろと指示を頂いた。

水の飲み方、ある場所を教える。



いままで何匹か半身不随の子と生活はしているが、その子達はその状態での生活に慣れているので、生活に不自由なく動き回る。
でもあたちゃんの場合は、この歳になって突然このような状態になっているので本猫も不安で仕方無いのではと思う。
落ち着かないとか・・・

水、こうやって飲むんやで、と補助すると、一生懸命飲んでいた。
これを繰り返す事によって、飲めるようになるだろう。

とりあえず、投薬に行ってくる。

点滴を切って二日。
今日は見合わせ明日様子を見て、もとも100ccにしようと思っている。



H4O、ご支援くださいました皆様、有難う御座います。
今は強制給餌ですが、その時に遣わさせて頂いています。
あたちゃんが早く自分で水が飲めるように、微力ながら頑張ります。

| 藏田雑記 | 23:34 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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台風前

藏田です。

台風ですね。
テレビでは滋賀は抜けただとか・・・

そんな今日、捨てられた子猫を探しに行きました。

事の経緯は、ベランダで猫を子猫を産んだ。
親子もろともに捕獲機で捕まえ、保健所へ持って行った。
当然、引き取られる事無く、持ち込んだ人は帰された。
そして、まず一匹の子猫を近くの川に捨てた。
残る、親猫と子猫2匹を捨てようとしているところを通りかかった方に見付かり、事の次第が発覚した。

というもの。

昨夜に捨てられたのだったらまだ助かるかも知れない。
生きていたら、この天候だ、場所を離れていないかも知れない。

そう思って京都へ走った。

結果はね・・・

見つけました。
無事、保護。






捕獲機を持って行ってたけれど、結局手で捕まえる事になりました。

子猫で良かった。
大人の猫ではこうはいくまい。

今は取り急ぎ設えのケイジに入って貰っています。





台風が来るという時に、なんて惨い事をするんや・・・

とりあえず、今夜は別の方が親猫と子猫2匹を預かってくださっていますが、近日ガーデンへやって来ます。

生後二ヶ月くらいと聞いていましたが、もう少し幼いような気がします。

ちっちゃいのに、良く独りで頑張ってたね。
もうすぐ家族に逢えるからね。
もうちょいの、しんぼうね。

| 藏田雑記 | 20:16 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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近況

藏田です。

5月26日にカウちゃんが亡くなりました。
翌朝、傍で片時も離れる事無く、寄り添っていたクロが亡くなりました。
お別れに来てくださった方も多い猫だったので、ご火葬は5月31日16時に天にお還しして来ました。
6月1日には、ぴー助の再びの糞詰まりで病院に走り、その時に腎臓へ圧迫の負担がかかってしまったために腎臓からの出血・・・
一度帰宅したものの夜再度病院へ走り、尿道カテーテルを留置しに行き、翌日経過を看て頂きに病院へ走り、4日に再検査、5日にカテーテルを抜いたという数日間がありました。

なので、おかげさまでというか、くよくよしている間も無く、残る子達を見守ってくれているカウちゃんとクロに恥じぬよう・・・
そんな想いでもう月も半ば・・・

気が付けばフードが無い・・・と慌てました。


そして、蟻。
最近の蟻は薬剤に耐性を持っているのでしょうか?
効きません。

三毛子が居るプレイルーム、ルーム4に蟻が出現し、蟻退治に頭を抱えています。

それよりも頭を抱えるべく事は、パネル展が出来なくなったこと。
3月まではJR膳所駅前で開催させて頂いていたのですが、諸事情によりこの場所では開催が出来なくなってしまいました。
大津警察署へ行き、開催場所の検討をしているのですが、なかなか良い場所がありません・・・。
候補の場所があるのですが、そこは警察の管轄と土木事務所の管轄で許可書がふたつ要り、かつ、バス停付近になります。
なので、バスをご利用のお客様の迷惑になるのではないかと思うわけです・・・

でも、里親さんを募集するのにも、人手を募集するのにも、どうしてもパネル展が必要なのです。
だから、本当にくよくよしてらんない。

しかし最近藏田は老いを受け入れるという事について、今更ながら考えるようになりました。
ガーデンに居る子はみな里親募集をしている猫なわけですが、その前にいち1匹の猫、なんですよね。
確かに里親募集をしている猫、だけれどもその前に1匹の猫。
里親さんが決まるまで時間が無い子、無かった子も居るわけで、その子達が生きてきた生について、考えてしまいます。
私達はその子達がこの世に生きてきた姿を見て来た証人というか、せいいっぱい生きてくれた事を見た人間なわけで・・・
ここだけの世界で終わらせてしまった生について、これからもずっと後悔はあるのでしょうが、老いを受け入れる事、当たり前のようにあった営みを終わろうとしている事を受け入れる事、その受け入れ方は・・・?と思うのです。

まぁ・・・これは高齢猫の話ですね。

課題がいっぱい。

だけど、やっぱりここでそんな時を迎えさせたくない。



昨日から、完成していない里親募集ページを触り始めています。
例え日に少しずつでも書ければ必ずゴールに到達する。
そう思って昨日はあられとレオのページを書きました。
画像の整理が出来ていないので、とにかく先に書く事を終える事。

しかし・・・
ファイルの転送先を間違えていたようで、サイトトップページが里親募集ページになってしまっていたようです。
ご迷惑をおかけしました・・・
申し訳ありませんでした。

さぁ。
今夜も例え1匹でも2匹でも書きたいと思います。

今夜はこの辺で・・・


<急ぎ必要な切迫物資ご支援のお願い>

詳しくは、6月12日の記事をご確認頂けましたら幸いです。
どうか宜しくお願い致します!!!

| 藏田雑記 | 00:17 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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急ぎ必要な切迫物資、ご支援のお願い

<6月12日現在、急ぎ必要な切迫物資ご支援のお願い>

■カタスパンA(在庫残2個)
被災猫白かーさんが食べている、総合栄養食です。
白かーさんがカタスパンを摂り始めて1ヶ月半が経とうとしています。
色々手を尽くしても逆を向いてしまう白かーさんだったのですが、手足の先、尻尾の先、目や鼻の周囲、耳の周囲の皮膚が化膿して、それは広がり、もうどうしようもないところまで来ていました。
それがこの1ヶ月で、全身の末端と肢のかかとや指の間の化膿して黒くぐちゃぐちゃになっていたものが、ほぼ完治して来ています。

(6月13日撮影:お顔周囲、尻尾の先画像)







全快、そして安定、維持を目指し、今後も継続していく所存です。
また、他の栄養状態の悪い子にも使う頻度が増えて来ており、会の中だけでやりくりし続けて行く事が困難なため、ご支援を呼びかけさせて頂きます。
何卒、温かいご支援をたまわれますよう、心からお願いを申し上げます。

LOVE&PEACEへの支援で「カタスパンA」、とお伝え頂けましたら、1個から送料無料でご支援頂けるようになっております。
 ■カタスパンAの詳細ページ及び購入カートのページ

送料無料の経緯について・・・ご支援くださる方のご負担が少しでも少ないように、ご支援されやすいようにと、送料はLOVE&PEACEへご支援してくださる方へのご支援として、ペットキャビン様がご負担くださると、温かいお申し出をたまわりました。

ご連絡先のお店は、
京都市北区紫野上門前町75-1
ペットキャビン 様
075-491-0380
http://www.petcabin.net/
です。



■H4O(在庫切れ)
被災猫あたろうが摂取しているお水です。
慢性腎不全ですが連日の点滴が出来ないため(胸水が溜まってしまうのです)、少しでも多く自らがお水を飲む事を目的としています。

■犬猫用Dフラクション(在切れ間近)

■猫用k/d ドライフード (在庫切れ間近)

■ヒルズ 猫用ドライフード アダルト(在庫切れ)

■ロイヤルカナン  猫用ドライフード インドア (新規募集)

■ロイヤルカナン 猫用ドライフード エクシジェント35/30

■ロイヤルカナン 猫用ドライフード センシブル

■フリスキー ドライフード(新規募集)

■キャラット ドライフード(新規募集)


前回、切迫物資の呼びかけをさせて頂きまして、直ちにご支援くださいました皆様、本当に有難う御座いました。
いつも、ぎりぎりになりかけてから呼びかけをさせて頂いているので(在庫を持たせて頂き過ぎてはいけないと思っているので)、在庫切れが出てしまう事があります。
また、いつも銘柄指定な大変わがままな募集内容でありますのに、温かいお気持ちをたまわり、心から感謝致しております。

この度も現場で必要なものを書かせて頂きました事、お許しください。

どうか何卒、温かいご支援をたまわれますよう、お願いを申し上げます。

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■発送のご連絡

■受取報告(フォームより発送のご連絡をたまわれているご支援者様)

■ご送付頂き先
〒520-0822
滋賀県大津市秋葉台23-7
 特定非営利活動法人 LOVE&PEACE Pray まで
 TEL 077-532-3118

 ※受取人に個人名が必要な場合は、
 「藏田和美(くらたかずみ)」とお書き添え頂けましたら幸いです。

 ※ご不明な点、その他何か御座います時は、藏田携帯080-1523-0018までお問い合わせ頂けましたら幸いです。

| 藏田雑記 | 00:23 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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スタッフ雑記66(へいとっち)

こんにちは、へいとっちです。

だんだん暑くなってきましたが如何お過ごしでしょうか?

私事ですが、先日、15年ばかりうちにいた猫のネルがが亡くなりました。

3歳でうちに来て、およそ18歳。

老衰だと思われます。

前日から具合が悪くなり、ずーっと付き添ってました。

しかし、翌朝、病院へ行く準備をしようと歯磨きをしている僅か5分程離れた間に亡くなってしまいました。

この子が天に昇るその時には私が抱っこして送る…という思いがずっとあったので、
まさか亡くなると思っていなかった事と、
ほんの僅かの時間に逝ってしまった事で
相当ショックでした。

そして、21歳・19歳・17歳の息子達も、
泣きました。
次男は大阪で一人暮らしですがその日に帰ってきました。
火葬の時は3人が一緒に来てお別れをしました。
いつも学校、バイト、カラオケと飛び回っている図体の大きな男達が自分から、ネルを想い泣き、時間をやりくりして勢揃いしました。

ネルは家族だからです。

そうやってネルは私達とお別れしました。

その、僅か数日後に、このガーデンのカウとクロが亡くなりました。

もちろん皆が愛情を持っていました。

亡くなった時にはそれぞれにガーデンに向かいお別れしました。

しかしながら、やはりカウとクロに本当の家族を見つけてあげられなかった事が悔やまれてなりません。

カウやクロを家族として想い、
家族として見送ってくれる…
そんな中で天に昇って欲しかった。

私はまだ2ヶ月程のお付き合いでしたが、
ちょうど事が重なり余計に切なくてなりません。

でもそれはカウやクロの問題だけではないのです。

ここにいる他の猫達、

それだけじゃなく、

全国各地のシェルターや個人ボラさんが必死で里親を探している子達、

動物保護センターで殺処分になってしまう子達、

東北で家族を亡くし自力で必死で生きている子達、

etc. …

一匹でも多く、温かく暖かい家族と過ごせる様に切に願います。

作業中、邪魔になるくらいすり寄って来てくれる猫が沢山います。

人が大好きで、求めているのです。

どうか家族として迎えて下さい。

| スタッフ雑記 | 00:58 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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