藏田です。
活動録更新が遅くなり、申し訳御座いません。
先月は2回しか更新出来ていなくて、本当に申し訳御座いません。
今日の大津は午後から雪でした。
大きい雪が空いっぱいに降ってきて、あっという間に地面を白くしました。
今は水分を含んだ雪となり、今から夜に向かいかなりの冷え込みが予想されます。
今、この文章を書いている間もスタッフが猫達のお世話に愛情と力を注いでくれています。
ここ数日のLOVE&PEACEです。
★1月17日 病院へ管理番号234番(ルーム4 茶白 ♀)避妊手術を受けました。
保護したのが昨年夏。
ちっちゃい女の子で、いつ避妊手術出来るだろうと思っていましたが、ようやく行ってくる事が出来ました。
ここ最近、良く食べてるのか、少し・・・というか、メタボです。^^;
こんな幼齢からメタボな体型はマズイ。
(人の事言えないけど。汗)
避妊すると多くの子が太るので、うーむ、ちょっとこれは気を付けておかないといけない感じの体質のような気がします。
あと避妊が残っている子は、同じ部屋の黒いオチビちゃん。
この2匹は恐らく姉妹で、同じ場所から来ました。
保護時、黒いオチビちゃんにはコクシが沢山居たので、一緒に居たこの茶白ちゃんも一緒に駆虫をした訳ですが、弱齢の時の栄養不足が関係しているのか、黒いオチビちゃんはとても小さな女の子です。
避妊はまだあと少し先になるかな・・・。
★1月18日 里親見学予てより温めていたお話が実を結び、昨年末に年が明けてから見学にお越しくださる事になっておりました里親希望のK様がお越しくださいました!
出来れば成猫で、2匹一緒のご縁をご検討くださっておりまして、色々な方向から考えてくださっていました。
あまりにも沢山居るので、今日は見学までで、近日にもう一度お越しくださる事になり、本日の里親見学は終了♪
★1月21日 里親見学18日にお越しくださっていたK様が再度お越しくださり、保護生活の長かった「ゆず」と「ネネ」の2匹の頭上に幸せの星が輝きました。
この2匹は、双方ともが猫嫌いで、お互い一定の距離を保っているからか、至近距離で共同生活しないのですよね。
だから大喧嘩にならないのか、しょっちゅうネコパンチはしあってますが、それ以上の喧嘩にはならない不思議な関係で・・・
で、これまた相手が変わると大変な大喧嘩になってしまうという、結局の所、仲が良いんだか悪いんだか?の2匹。
しかも、強い甘噛をするゆず。
Kさん、ゆずに18日に左手を噛まれ、今日は右手を噛まれ・・・。^^;
以前、共に生活をされ天寿をまっとうされた愛猫さんもちょっぴり気難しい猫さんだったようで、猫って、こんなもんです・・・と仰って頂き・・・本当に安心致しました。
ゆずもネネもガーデン生活の本当に長い子。
ネネで丁度1年1ヵ月。
ゆずがその+1年ほど。
大人の猫は大体1年ぐらいでご縁を頂く事が多いのですが、ゆずは本当に長かったので、しかも気難しいながらも人は大好きなので甘えん坊だったので、甘えられない環境が長い・・・という状況に、心痛めていました。
なので、本当に本当に・・・良かったです!!!
ゆず。
ネネ。
里親さんと一緒に、もう一度猫生を生まれなおし、やり直し、幸せになってね。
いついつまでも里親さんと幸せにね。
本当に、おめでとう!!!
★1月24日 病院へ少し・・・心配なご報告なのですが、管理番号240番(ルーム1 クロ ♂)ちゃんが1月18日に神経症状を呈しました。
具体的には、頭のふらつき、後肢のふらつき、全体的にふらふらして自分で歩けない状態です。
はっきり全貌を掴んでからご報告をするつもりでいたのですが、実は初めてこの症状を発症したのが昨年10月25日。
その時は、ステロイドの投薬で数時間後には症状が緩和され、自力で歩き、ご飯もドライフードを普通に食べていました。
保護時より眼の瞳孔が開きっぱなしだったため、ウイルス性の神経症状を疑っていて、FIPVの遺伝子検査をしたりしていました。
遺伝子検査の結果は陰性で、じゃあ、この症状は何が原因でなっているの?と思っていて、次はどうゆう手を打っていこうか・・・と考えていた矢先の1月18日に再度同じ症状を発症しました。
丁度、時同じくして、耳の中のおできが見付かり、もしかしてこのおできが神経症状に関係あるのではないかと思い、つまり、このおできが何かしらの神経を圧迫していて障害を与えているためにこうゆう症状が出るのか、そして、このおできは腫瘍かそれともまた別のものかを診断して貰うために、
京都AR医療センターの頭部のMRI画像診断を受ける事にし、その事前診療のため、ホームドクターの病院へ行って来ました。
そして、同じく、外耳道炎治療中の管理番号245番(ルーム2 茶白うずまき ♀)も、その後の経過のお耳チェックのため、一緒に病院へ行きました。
お耳の方は2匹とも、治癒への経過はまずまずでかなり良くなって来ていて、随分乾燥してきていて、このまま投薬を続けながら、耳のチェックは引き続き病院で・・・となりました。
クロちゃんに至っては、おできの事があるので、まずそれは何かを調べなければなりませんし、今の抗生剤を使っていて良いものなのか、という事もあり、何より、神経症状の原因を突き止めなければ、総合的な治療方針が立てにくいため、MRI検査を急ぐ事になりました。
★
1月28日 ゆず、ネネ、巣立ちました♪うちで保護期間が2番目に長いゆず、そして2008年12月1日に入設したネネの2匹が里親さんのもとへ巣立ちました!
旧ガーデンでは事務所スペースで孤立生活をしていたゆずとネネ。
大津へ越してから一度は共同生活を試みたのですが、徹底的にネネは他猫との共生が出来ず、姿を見るなり奇声をあげ物凄い状態・・・。
ゆずはそこまで酷くは無いけれど気に入らないものだから色んな猫に八つ当たりをするわ、それがきっかけで喧嘩になるわ、色んな猫とお互い小傷を作り合うわで、どちらもが可哀想なので共生生活を断念。
でも、ここではそこそこ快適に孤立生活させてやれるスペースが無い・・・。
なので、やむおうえず、通称プレイルーム、廊下に生活スペースを作り、生活していました。
この2匹は実に不思議な関係で、お互いが猫嫌いゆえに一定の距離を保ちお互いが守っている一線を越えないからか、この2匹同士であれば同じ場所で生活する事が出来る不思議な関係なのですよね。
里親さんは色々な方面から何度も考えてくださり、2匹一緒のご縁を授けてくださいました。
本当に、本当に、有難う御座いました。
藏田はこの日留守番で(というか子守)、くらちゃんとスタッフKちゃんが2匹の幸せを見届けてくれました。
広い部屋に放して貰った2匹は、はじめはあちこちきょろきょろしていたらしいですが、すぐさま探検を始め、楽しそうに見えたと報告を受けました。
翌日から、益々の幸せを想像できる2匹の様子に、ホッと胸を撫で下ろしました。

(ゆず)

(ネネ)

(探検中のゆず)

(探検中のネネ)
ゆず、ネネ、本当におめでとう!
今までの猫生は本当に色々あった猫生だけれど、これからは里親さんと一緒に、いついつまでも幸せになってね!
里親さん、本当に有難う御座いました!!!
★
1月29日 クロちゃん、京都AR医療センターへ頭部MRI撮影へ1月29日に検査の予約が取れ、行って参りました。
その前に、再度ホームドクターの病院で、麻酔をかける前の検査を受け、必要書類を持って、ARへ。
実は、24日の血液検査の結果では、貧血があり、生命線のボーダーと言われる20%を切っていて、18.8%の検査結果に、検査は急がなくてはならないけれども、検査の日までに立て直すだけの時間が無い・・・。
動けない時に下痢は可哀想・・・なので、下痢をさせないために高カロリーのa/dをあえて控え、ヒルズのアダルト缶を使っていたのですが、給餌内容を変更し、その日からa/dを必死で食べさせて、免疫をあげるサプリメントと造血に貢献して欲しいと願い鉄分とビタミンB群のサプリを摂らせていました。
幸いクロちゃんのご機嫌がとても良くて、過ごしやすそうにしていたため、身体は動かせないけれども自分でご飯を食べますし、食欲も旺盛で、グルーミングもするので精神的には楽そうと感じていて、となると、貧血は進んでいないと踏んでいて、このまま上手く行けば検査を受けられるのではないかと感じていました。
最悪、事前検査の結果が悪い場合は、検査を延期するつもりでいました。
が、検査の結果、ほんのちょっぴりですが造血していて、20.8%でした!
嬉しかった・・・
それでも、まだまだ貧血なので、今後も造血ケアは必要ですが、とにかく今日の検査を受けられる事になりました。
ガーデン出発18時。

ホームドクターの病院へ19時着。
19時過ぎから前検査をし・・・
留置を入れ・・・


21時前、ARに向けて出発。
22時前、ARへ到着。
問診が始まり、22時30分検査開始。
お迎えは約一時間後くらいの23時30分くらいという事で、不安でしたが検査をしない事には今から前に進む事が出来ないので、麻酔はかけられるという検査結果だと自分に言い聞かせ、ARの先生にクロちゃんを託しました。
検査の結果は、神経学的には異常は認められず、恐らく、外耳炎をこじらせたたに鼓膜が破れ、それにより、本来あるべき鼓膜が無いため鼓膜の奥にある内耳の前庭神経まで炎症を起こし、平衡感覚がおかしくなってしまっているのではないかと思われる、との事でした。
(念のために画像は大学の先生にも診てもらってから正式に診断をします、との事で、仮診断書を頂きましたが、恐らくそれで確定では無いかと思います。)
鼓膜が無いのは左だけですが、右の内耳辺りも炎症を起こしていて、他にも喉の周囲にも炎症が起こっていて、あちこちに炎症が起きているためエイズ中だろう、とも、お話を頂きました。
免疫不全中だからここまで悪化するのか?
発症している場合のFIVに対して、そんな想いで帰路に着きました。
とりあえず、指標が出来たので、照準をあわせた治療方針に変更となります。
鼓膜は再生しますが、とにかく内耳、外字共に、耳の中の感染を抑えなければ症状が治まる事は考えにくいので、引き続き抗生剤の内服を続ける事になりました。
麻酔からも無事覚醒してくれ、ガーデンへ帰宅したのは日付が変わっていましたが、心配するような様子は無く、落ち着いていました。


朝から絶食絶水で可哀想なのですが、まだもう少しあげる事は出来ないので、点滴だけして、朝まで様子を見てから、猫舎へ戻りました。
戻ってからのクロちゃんは、お腹がぺこぺこだったようで、物凄い勢いでa/d缶を半分ペロッと平らげてグルーミングしていたのを見て、本当に安心しました。
ひとまず・・・端的なご報告ですが、取り急ぎとして・・・
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